合同会社設立と言う事

会社形態は素人には難解で何がどうなっているのか、興味のない人にはさっぱりわからないという事が多いですから、かいつまんで説明しますと家族や友人関係のように密接な関係でつながった小規模法人という事ができます。出資額も最も低額ですから株式会社も含めて会社設立の垣根が極めて低く、人材も資金も乏しい場合にはオススメですし、個人事業主のように独り設立も可能です。

すなわち形式は株式なのですが代表取締役など役員を一切おく必要はありませんし、社長すらいません。経営の総責任者も含めて全員が社員であり出資者なのです。ようは従来のような出資金額で責任の重さが決まるとか上下関係とかがないのです。万が一倒産などの事が起きても全員が有限責任ですから最後まで責任をとる必要がありません。

定款もあってないようなもので公証役場での承認も不要、原則として厚生年金への加入は必須ですが独り設立なら国保をそのまま継続可能です。
かつて合資会社・合名会社・有限会社・株式会社とこれだけあり複雑で混沌としたものがありました。有限会社と株式会社を合体させて新生株式会社とし合名会社・合資会社・合同会社をひっくるめて持分会社とする新たな会社法が設立されたのは平成18年の事ですから、新体制になってから10年ほどしかたっていません。

お勤めを希望する人には夢のような組織ですが成功を夢みる人や、人材を増やしたいという人には若干不安が残りますし、有限責任という事と決算報告も不要となれば取引に不安を覚えてしまう企業も多いです。なんでもみんなで話し合いという形態に閉塞感を覚えてしまう人もいますから好みが分かれるところですが、株式会社の前段階と考えれば充分検討の余地があります。